2013年10月31日木曜日

実習ファームへ<船津>


雨季もそろそろ終わりを迎えているカンボジア朝から青空が広がっています。

今日は、実習ファームの訪問の日でした。今月は、縫製プロジェクトのミャンモンさんと私の二人で行かせて頂きました。

11・12月と雨季が終わったこれからの季節は、はカンボジア人の方たちにとっても寒い季節にあたるので、日本のみなさんよりご寄付頂いた、長袖の子ども服、Tシャツ、石鹸、洗濯ロープ、ハブラシなどを持参して向かいました。

朝・夕は今でも寒いそうです。
まずは、近所のお米屋さんで50㎏のお米1袋(25ドル)を購入。
先月、先々月と登美子さんがファームへ訪問してくださっていたので、ファームへ訪問するのは3か月ぶり。

途中の道がどうなっているのか?、洪水の影響は?気になっていました。

ファームへ行く街並みは、3か月前の訪問のときとは、ずいぶん様子が違っていました。木で作った手作りの椅子を販売している家具屋、駄菓子や食品が置いてあるよろず屋、竹で手作りしたかご等が置いてある雑貨屋など…店が立ち並んでいる集落があります。

洪水でものが浸からないように、いったん引き揚げて並べなおされたのか?
どの店もお店のまわりがすっきりと片付いている印象を受けました。道のゴミも水で流されてきれいになっていて、こここんなにきれいな街だったけ?と思うほど、トゥクトゥクで通りぬける風が気持ちよかったです。しかしながら、いたるところで、きっとここまで水がきたんだろうなーというのがなんとなく想像できました。

ファームが近づいてきた頃、地面が大きく陥没している箇所がありました。歩いていくにはまだちょっと遠く、お米もあるし。。

地盤沈下した場所。この道は全部浸水していたそうです。

気合をいれて、いざGO

車では通行不可能ですが、そこは小回りのきくトゥクトゥクのおかげで、なんとか通行できました。(ミャンモンさんと二人でトゥクトゥクを押して、前に進むことができました。ドライバーのスムスさんも一安心)
白砂のところは歩いて

大きな水たまりができていた場所も、水たまりはほとんどなくなり、白いサラサラの砂が広がっていました。(このサラサラの砂は砂で、ドライバーさん泣かせ。タイヤを取られて運転はとっても大変そうでした)

ファーム到着。今日は、歩いていくところが少なかったので、1時間10分でした。

門を入ると・・・想像していなかった景色。
雑草が深く茂っていた場所を、管理人さんがひとりで耕され、ポテトの畑に変わっていました。

管理人さんは黙々と…機械ではなく手で草を刈って畑づくり

先月の登美子さん訪問のときのレポートにもポテトのことはあり、話にも聞いてましたが、さらにその範囲が広がっている様子。

そして、私たちが到着したときも、管理人さんがひとりで鍬をもって耕されていました。

おもわず、「お父さん、いっぱい仕事頑張りましたね!」と遠くにみえる管理人さんに手をふって声をかけると、はにかんだ笑顔でにっこりとほほ笑み返してくださいました。

実は、7月末の訪問の際、草とりや清掃などの管理業務がやって頂けていない状況が続き、管理人さん、奥さんと3人でお話しをさせて頂いていました。

「8月には、セアロもカンボジアに来られ、日本人のリトリートの方たちも訪問予定です。もう少し仕事をやって頂きたい。」

「毎月来て、同じことを言うのも自分も嫌だし、今のままでは、この小さい子どもさんはどうなりますか?」

「草を取る、ほうきで掃く、ゴミを拾う、野菜を植える、なんでもいい…なんでもいいから働いてください。」

「自分たちができた野菜が欲しいわけではない。取れた野菜は自分たちで売って頂いたらいいし、もし売るところがなかったら、スイカの時みたいにセダナで全部売ります。」

「セアロ、亜弥迦さん、日本人のみなさんも、みんな管理人さんたち家族の幸せを心から願っています。」

この働かない状況が続けば、もう私たちはここに給料を持って来ることはできません。。と伝えました。最後は、自分の中の感情もわきだし、涙声になっていたかもしれません。

あきらめずに伝えること、自分たちが続けることが大事。
ただ自分たちが行動してカンボジア人に見せること。
自分たちはしなくていいことをしているのだから。
いつもセアロと亜弥迦さんに教えて頂いています。

自分も絶対に絶対にあきらめないという気持ちと、
言っても伝わらない、月に1回の訪問では無理かもというあきらめの気持ちも正直出てきていたかもしれません。

最初は、草を刈る道具やガソリンがない、野菜を作ってもだめだとかおっしゃっていた管理人さんも、最後にはただただうなずいていらっしゃいました。

そんな訪問から3か月後だったので、今月来ることがちょっと怖かったです。

ポテトの畑が広がっている光景に、心があつくなりました。

8月のリトリートでカンボジアを訪れてくださった日本人のみなさんの行動で心が動かれたのかもしれません。繰り返し言われたくない。仕事を失いたくないと思われたのかもしれません。理由はわかりませんが、確かな変化がそこにありました。

ドライバーさんとミャンモンさん、奥さんと一緒に清掃活動をしてファームを後にしました。その間も管理人さんはずっと鍬で畑を耕されていました。

ドライバーさんと奥さんも草取り
実習ファームの変化に、大きな感動と人間の生きる力を見せて頂いている気がします。

まだまだ赤ちゃんだと思い込んでいた末っ子の女の子も、もう3歳。体が小さいのでいつまでも1~2歳で止まっていました。大人が掃除を始めると、自分もほうきをもってマネっこしてました。

こんなに大きくなりました。
大人がどういう背中を子ども達に見せるか。。。
自分ももっとがんばらなきゃと、希望と元気を頂いてファームを後にしました。

(reported by KABAKO)










2013年10月24日木曜日

10月23日(水)今日も…また今日も虫!<船津>

この写真何かわかりますか?

砂ではありません。







正解は、


セダナJAPANが閉店して一晩で床に落ちているコバエ?の死骸です。

以前は、羽アリが大量発生していて、夜になると店内にいっぱい入ってきて困っていた時期もありましたが。。。

この前の洪水の後から、このコバエが夜になると大量によってきます。

ほうきで掃いても掃いてもきりがないくらいで。。
体にまとわりついてくるし、料理の中にも入ってくるし、ちょっと厄介ものです。

天井から透明テープを電気の周りに垂らしてみたりやっていますが、きりがない量です。

午後13:00。開店準備の際は、床の掃除に時間がかかります。
ほうきでさっと掃くだけで取れるのならいいのですが、一晩たった死骸は羽がとけて床や壁にぺったりくっついて、雑巾で拭いてもなかなかとれません。


小さくて見にくいですが、これが床一面です。


そこで、金たわしを片手に持って、ごしごししながら雑巾で拭き拭き。。。
これがここ1週間以上続いております。。

今日は、大家さんの娘さんが開店と同時に参上。
自分も手伝いたいとほうきを持ってお掃除。

明日はクメール語で教室も使うので、こちらも念入りに!

次にモップを手にしてきたので、

モップは手が届かないところだけ。日本語授業でも雑巾でお掃除しています。

だめだめ、雑巾と金だわしで掃除するんだよーーっと伝えました。
雑巾の洗い方、絞り方も一緒にやって床ゴシゴシ。。。今日は二人なのでいつもより早かったです。
ピカピカになった床をみて二人でにんまり^^

さすが働き者の大家さんご夫妻の娘さん。最後までやりきって帰りました。

そして、閉店間際18:00大家さんの娘さん再来店。
床の虫を見て「ぎょえーーー」という顔。
私もしょうがないねってうなずくと。。
「ふぅ~」とちょっと悲しげに帰って行きました。

せっかくきれいにしたところが、すぐに汚れてしまうと残念な気がしてしまいがち(涙)
今はそれが常なので、さてもう1回!という切り替えは、断然早くなりました。
(疲れますけど。。)

マイエンザを使って虫が少なくなるようになったらいいなと思います。
戸もないので、屋外とあんまり変わらないのです。

このように登美子さんとお掃除リレーが続いております。
帰宅後の第一声は、今日虫どうだった??もよくあること。よくあること。。

(reported by KABAKO)




2013年10月23日水曜日

10月19日(土)新しいミャンマーサンダル登場♪<大久保>

THEパステル調シンプルシリーズ♪

我々と共にDACCに着いた待望の新しいミャンマーサンダル!

カンボジア人の皆さんの足に合うように特別注文をしたのでした。



もちろん!小花のビーズ刺繍も入荷です!!
  
カンボジア人のサンダル購入の見定めは慎重です。まず、どこで作られたかを聞き、サンダルを横に倒し、念入りにソールと上部のつなぎ合わせの丈夫さを確認します。

おそらく、これまでに何度もすぐに底がはがれ履けなくなるという目にあっているのでしょうね。。。。

今回のラインナップはカンボジア人にも躊躇なく(価格の面でも)受け入れてもらえるように大き目サイズのシンプルバージョンです。
これからの乾季には問題のないベルベット調のものから、パステルカラーのビニール製のものまで取り揃えました。これらひとつずつ、またミャンマーの職人さんたちが手作りしてくださいました。




そして、なんと厚底を発見!!
通常約1cmのヒールの厚さのところ、最大は5.5cm。
ちょっと舞子さんの下駄風に見えなくもありません。
歩行も通常と変わりません。
背の低い人には必見?!
見て見て!!手前から2.5cm、3.5cm、5.5cmの厚さ違い♪
左:約1cm 右:約5.5cm


メンズもサイズ充実で登場です。
さぁ カンボジアの皆さんの反応はいかに?!


<Reported by TOMIKO>




10月18日(金) ミャンマーからの荷物を受け取りにタイへ<大久保>

10月15日~17日まで、タイ・バンコクへミャンマーからの荷物を受け取りに入国してきました。2回目です。荷物の内容はミャンマーサンダルや縫製プロジェクトチームの材料など約25kgx5袋です。

前回は日程がどうしても融通が利かず、水祭りの日に出発決行。
バンコクの町はお祭り騒ぎのように昂揚した雰囲気で、人々も尋ねても答えてくれなかったり、
「その場所辺りに行きたくない」という理由でタクシーにも乗車拒否されたり、印象はよくありませんでした。

しかし!今回は異なりました。
往路から、国境付近でバスの乗換が不要な「ダイレクトバス」に乗りました。
その名の通り出国時、入国時のみ降車して手続きを行えば、後は直通でバンコクまで連れていってくれたため、非常に楽ちんでした。(乗車時間は約8時間ぐらい)

NATTKANというシェムリアップからバンコクまでのダイレクトバス


タイ/カンボジアの国境越えも余裕
バスステーションでは帰りのチケットをすぐさま入手


そして、
バスターミナルに到着した時から前回の様子とは異なり、穏やかで、「こないだが特別だったんだなぁ」と感じ入りました。

道に迷っていると、親切にも「どうしましたか?」と声をかけてきてくださる女性がいたり、ホテルでもホテルマンから手厚くしていただき、最後にはブッタ様のお写真まで頂戴しました。

さて、本題のミャンマーからの荷物はご厚意のあるお寺に届けられており、ありがたく受け取らせていただきました。
お寺でタクシー待ち
とても有名なお寺と名前が似ており、前回はタクシーの運転手に間違った場所へ連れていかれましたので、今回は念入りに調べて、乗車前にお寺のご住職にもお電話で道順を教えていただきましたが、同じ名前のお寺が2か所あり、また少し道に迷うこととなりました。どこまでやっても・・・。

それでも無事到着し、お寺ではお坊さまが優しく迎えてくださいました。
そうして、今回のタイ入国の2つ目の目的でもある、
「ミャンマーから直接カンボジアへ運搬してくれる経路の確保」についてご相談にのっていただきました。が、バス会社もしくは国境あたりの荷物の受渡しを確実にしていただける人材を見つけることはできず、進展なしでした。

翌日も知った人も誰もいない中で、インターネットの情報を頼りに目指す地にKABA子さんと共に出向いて調査を続けましたが、結局は収穫はありませんでした。
BTSというスカイラインに乗りました!

お~ 自動改札機だ~

お~ 都会だ~!!

交通費節約。地元の路線バスにも乗りました!!
こんな機械で発券します
あいにくの雨日でしたが、町は綺麗でした
道路も広し
最後に突撃訪問させていただき、調査にご協力をいただいた日本人経営者のパン屋さん。丁寧に作られていて、お客さんも初めての私たちにまで「美味しい美味しい!!」と連呼されていました。お時間をありがとうございました。
国境あたりでは、リアカーひとつで、大きな荷物を運ぶ人々や、粉塵をまき散らして大きなトラック、コンテナ車が行き交い、そばを通るたびに誰かお願いできる人はいないかと恨めしく思いましたが、みんな怪しいといったら怪しく映り、接触もできず、今回乗車したバス関係者に相談するも、可能なような素振りは見せるものの、すんなりと「OK」はでませんでした。

けれど、調査の中で、現在バンコクにはタイ人の給与が高くなっているため、カンボジア人やネパール人が多く出稼ぎに来ているという情報を得ました。そのようなカンボジア人とのご縁ができたら、その方に持ち帰っていただいたらよく、新しい仕事を創ることもできてよいと思いました。

一方、タイに出張中に以前、DACCにご滞在してくださった方から新しい情報が入り、期待を寄せつつも、別途で継続して探していきます。

雨期の時期の運搬はいつも以上に念入りに包装しておかなければ、袋が破れて、水が入ってしまう恐れがあります。ミャンマーで荷造りするときも幾重にも袋に入れました。

ミャンマーのお寺から国境を越えてバンコクのお寺へ運搬される経路も、ミャンマーの整備されていない交通事情の中で、仲間の尽力があり、さらに運び人の都合や天候を考慮しながらの運搬。今回はお願いしてから約1か月は必要となりました。

人から人へ 心から心へ
できあがったものが手元に届くまでの世界は私にはいつも、思いもよらないことばかりです。

我が町シェムリアップ 着いたわよ!!
朝ホテルを7時に出発して18時半ごろDACCに戻りました。ありがとうございました。


<Reported by TOMIKO>

2013年10月16日水曜日

10月13日(日)DACCの日曜日<大久保>

<DACCの日曜日>

縫製プロジェクトチームは9日から亜弥迦さんが日本からお越しくださり、技術指導が始まりました。
亜弥迦さんの通訳は勝さん
バックの創作

 13時からは日本語教室開講。
今期参加者は3名
前回は参加者は1名。ほかの2名は浸水で来れなかったとのこと。

2時間勉強後は1時間の奉仕活動

KABA子先生も率先して清掃
一方、セダナJAPANでは
開店早々からバイチャーの注文有り!

今日はサンターアンギアを作ってみました。1個500R

カンボジアの松潤カップル(ほぼ毎日のご来店!まいど)

夕方になっても子供たちはジャムパンのオーダー

セキュリティを強化しました。表にソーラーの電球をつけてもらいました。

人なつっこいカンボジアの人たち。1名に一通り説明したら、後は他のお客さんに全部説明してくれます
このようにカンボジア人どおし楽しそうなので、一向に語学が上達しません^^;(言い訳ですけれど!)


このように、1日が終わります。

<Reported by TOMIKO>

10月9日(水)3日経過すれば・・・<大久保>

3日後経過
店の前の通りの水は完全に引きました
あんなに目の前に繰り広げられた浸水も3日もすれば、引いていきました。
カンボジア人が教えてくれた予想どおり!
だけど、それは、私たちの店の前だけであって、他の場所は依然として、通りの道は約25cmぐらい
浸水しています。

昨日はお店の清掃を主にして、今日から再開。
お店にやってくるお客様に「家は大丈夫だった?」と聞くと、みんな笑って「大丈夫じゃなーい」
と言ってお買いものを続けられます。
そして「2年前はもっとひどかったんだよ」と教えてくれます。
「あのー大丈夫じゃないって感じではありませんけれどねー」

カンボジア人にとっては、このような浸水は日常的なものとして受け取られているのが、なんとも寛容というか不思議で、お店を開けていると、子供たちは、通常通りの感覚で、お菓子を買いきてくれるし、オーダーも「バイチャー」と、お店を掃除している最中に声をかけてくれるし、
「えー これは緊急事態ではないの?!」
「こんな状況で、買い物行けないよーーー」と慌てて今日は仕込みました。

土地の低い場所は地域全体が浸水状態になり、そういう場所に多くの貧しい人たちが住んでいます。水がたまっても出ていくところがありません。政府の排水・下水の工事は、未完成のまま資金がなくなったという理由で途中放棄。それまでのヒューム管もつながらないまま。きっと、このまま終わっていくのだろうな・・・・

浸水の場所からは異臭が立ち込められ、思わず息を止めてしまいます。

今日、KABA子さんから少し明るいお話を聞きました。それは、池のように浸水した場所で水遊びをしている子供たちに
隣の奥さんが「いろんなものが混ざっていて、危ないから、泳いでいけない」といって子供たちに
注意をしていたそうです。そういったカンボジア人のお話を聞くとほっとします。

浸水すると、いろんな場所からさまざまなものが流れてきます。それはたいがいが人体には弊害がある物が多い。またさらに、水位が高くなると、それまで汚れた池のような場所と高さが同じになってしまい、ごみや虫(さそり、ごきぶり、むかで)などがたくさんいます。

私たちも、そっと、マイエンザWINを水がたまったところに撒きました。マイエンザWINの殺菌力と水質改善効果を期待して。


<Reported by TOMIKO>



2013年10月9日水曜日

10月7日(火)ここは一体どこなんだろう?<大久保>


一夜明けて


打ち寄せてくる波のよう・・・
店から道路を望めば
朝のうちに大家さん・ご近所の皆さんがしてくださっていました

皆様のおかげで被害は最小限度に!本当にありがたい!感謝です
だけど、まだままだ安心はできません。対策をして退去

こんな状況でも!子供たちは・・・
水遊び♪
子供たちにとって格好の遊び場
自転車ですいすい

 大人や動物たちも・・・


なぜか 穏やかで

 笑っている!の。



笑って手を振ってくれるのですが・・・
どこもこんな状況

ふと、誰かが誰かのために

この先どうなるのやら・・・

明暗を分ける右側車線と左側車線

果てしなく続くように見える浸水

<Reported by TOMIKO>