今日は、実習ファームの訪問の日でした。今月は、縫製プロジェクトのミャンモンさんと私の二人で行かせて頂きました。
11・12月と雨季が終わったこれからの季節は、はカンボジア人の方たちにとっても寒い季節にあたるので、日本のみなさんよりご寄付頂いた、長袖の子ども服、Tシャツ、石鹸、洗濯ロープ、ハブラシなどを持参して向かいました。
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| 朝・夕は今でも寒いそうです。 |
先月、先々月と登美子さんがファームへ訪問してくださっていたので、ファームへ訪問するのは3か月ぶり。
途中の道がどうなっているのか?、洪水の影響は?気になっていました。
ファームへ行く街並みは、3か月前の訪問のときとは、ずいぶん様子が違っていました。木で作った手作りの椅子を販売している家具屋、駄菓子や食品が置いてあるよろず屋、竹で手作りしたかご等が置いてある雑貨屋など…店が立ち並んでいる集落があります。
洪水でものが浸からないように、いったん引き揚げて並べなおされたのか?
どの店もお店のまわりがすっきりと片付いている印象を受けました。道のゴミも水で流されてきれいになっていて、こここんなにきれいな街だったけ?と思うほど、トゥクトゥクで通りぬける風が気持ちよかったです。しかしながら、いたるところで、きっとここまで水がきたんだろうなーというのがなんとなく想像できました。
ファームが近づいてきた頃、地面が大きく陥没している箇所がありました。歩いていくにはまだちょっと遠く、お米もあるし。。
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| 地盤沈下した場所。この道は全部浸水していたそうです。 |
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| 気合をいれて、いざGO |
車では通行不可能ですが、そこは小回りのきくトゥクトゥクのおかげで、なんとか通行できました。(ミャンモンさんと二人でトゥクトゥクを押して、前に進むことができました。ドライバーのスムスさんも一安心)
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| 白砂のところは歩いて |
大きな水たまりができていた場所も、水たまりはほとんどなくなり、白いサラサラの砂が広がっていました。(このサラサラの砂は砂で、ドライバーさん泣かせ。タイヤを取られて運転はとっても大変そうでした)
ファーム到着。今日は、歩いていくところが少なかったので、1時間10分でした。
門を入ると・・・想像していなかった景色。
雑草が深く茂っていた場所を、管理人さんがひとりで耕され、ポテトの畑に変わっていました。
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| 管理人さんは黙々と…機械ではなく手で草を刈って畑づくり |
先月の登美子さん訪問のときのレポートにもポテトのことはあり、話にも聞いてましたが、さらにその範囲が広がっている様子。
そして、私たちが到着したときも、管理人さんがひとりで鍬をもって耕されていました。
おもわず、「お父さん、いっぱい仕事頑張りましたね!」と遠くにみえる管理人さんに手をふって声をかけると、はにかんだ笑顔でにっこりとほほ笑み返してくださいました。
実は、7月末の訪問の際、草とりや清掃などの管理業務がやって頂けていない状況が続き、管理人さん、奥さんと3人でお話しをさせて頂いていました。
「8月には、セアロもカンボジアに来られ、日本人のリトリートの方たちも訪問予定です。もう少し仕事をやって頂きたい。」
「毎月来て、同じことを言うのも自分も嫌だし、今のままでは、この小さい子どもさんはどうなりますか?」
「草を取る、ほうきで掃く、ゴミを拾う、野菜を植える、なんでもいい…なんでもいいから働いてください。」
「自分たちができた野菜が欲しいわけではない。取れた野菜は自分たちで売って頂いたらいいし、もし売るところがなかったら、スイカの時みたいにセダナで全部売ります。」
「セアロ、亜弥迦さん、日本人のみなさんも、みんな管理人さんたち家族の幸せを心から願っています。」
この働かない状況が続けば、もう私たちはここに給料を持って来ることはできません。。と伝えました。最後は、自分の中の感情もわきだし、涙声になっていたかもしれません。
あきらめずに伝えること、自分たちが続けることが大事。
ただ自分たちが行動してカンボジア人に見せること。
自分たちはしなくていいことをしているのだから。
いつもセアロと亜弥迦さんに教えて頂いています。
自分も絶対に絶対にあきらめないという気持ちと、
言っても伝わらない、月に1回の訪問では無理かもというあきらめの気持ちも正直出てきていたかもしれません。
最初は、草を刈る道具やガソリンがない、野菜を作ってもだめだとかおっしゃっていた管理人さんも、最後にはただただうなずいていらっしゃいました。
そんな訪問から3か月後だったので、今月来ることがちょっと怖かったです。
ポテトの畑が広がっている光景に、心があつくなりました。
8月のリトリートでカンボジアを訪れてくださった日本人のみなさんの行動で心が動かれたのかもしれません。繰り返し言われたくない。仕事を失いたくないと思われたのかもしれません。理由はわかりませんが、確かな変化がそこにありました。
ドライバーさんとミャンモンさん、奥さんと一緒に清掃活動をしてファームを後にしました。その間も管理人さんはずっと鍬で畑を耕されていました。
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| ドライバーさんと奥さんも草取り |
まだまだ赤ちゃんだと思い込んでいた末っ子の女の子も、もう3歳。体が小さいのでいつまでも1~2歳で止まっていました。大人が掃除を始めると、自分もほうきをもってマネっこしてました。
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| こんなに大きくなりました。 |
自分ももっとがんばらなきゃと、希望と元気を頂いてファームを後にしました。
(reported by KABAKO)

































































