1日目は日本からこの日程に合わし、カンボジアに戻ってきてくださった亜弥迦さん、勝さんと合流し、プノンペンのオリンピックマーケットに行きました。地元の市場では大きくなんでもそろっていることが有名です。まずは前回も購入したお店に向かいます。8月に行ったきりだったのですが、お店の人も顔を覚えてくださっていました。
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| プノンペンの生地屋さん狭い小さい店です。 |
縫製プロジェクトの皆さんを中心に、これから作ろうとしている作品を考えて、日本で人気だった傾向を含めながら検討しつつも手早く購入していきました。価格交渉もお得意の「安くしてください」。
単語連発交渉しかできませんでしたが、店主も答えてくださり、お支払いは前回より安くしてくださっていました。「シェムリアップからわざわざ来たのだ。ここの店に来るために」ということが伝わったのかもしれませんね(笑)
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| 店がひしめきあってます。通路も狭い。 |
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| 生地に触れながらひとつひとつ確認して購入します |
また、バティック柄も明るめの色を中心に彩りよく、バリエーション豊かに手に入れることができました。
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| 一枚一枚確認しながら |
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| 品番をつけていきます |
縫製プロジェクトの皆さんは前日からの車酔いで体調が本調子でないものの、ホテルに到着すると
すぐさま、生地の仕分け、整理にとりかかっていました。ひとつひとつ、管理番号を記して、撮影されていました。
第2日目は、手織りシルク村プロジェクトの今年1年の村の人々の仕事にもなるシルクショール案の打合せが行われました。手織りシルク村を人道支援されている地元NGO団体Hope Of Cambodiaの代表者館カンタレス氏や亜弥迦さん、村の織手の皆さん、そしてグローバルハートスペースよりKABA子さんと私の6名の参加です。
あらかじめ、新ショール案は日本でシルクプロジェクトチームと手仕事ぼらんてぃあ「わんはあと」の皆さんと一緒にアイデアをしぼりあって考えられ、それを最終的に実際カンボジアでプレゼンテーションしやすいように、最後はKABA子さんがまとめてくれました。
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| すべての案をまとめられるKABA子さん |
カンボジアの手織りシルクショールは縦糸と横糸の色の組み合わせによって、色の出方や玉虫に見えたり、シルク特有の光沢さも加わって輝きを増すのが特徴です。
その色の組み合わせが、楽しいものの、素人には難しい領域です。赤色と青色を混ぜると紫色。
そのように、縦糸の色と横糸の色を組み合わせることで、希望の色を出していくのです。
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| 色見本 |
私達も前年に習って、縦糸のベースになる色と横糸の組み合わせを考えて提案しました。しかし、まずもって、その組み合わせがそもそも出来上がりの色を示さないことがわかり、私達の今の実力では、出来上がりの色を伝え、その色を出すことは村の織手に任した方がよいことがわかりました。
また、案を伝えるにまず、英語でカンタレス氏に伝え、村の織手はクメール語しか話せませんから、カンタレス氏がクメール語に訳してくださいます。ひとつの意見が伝わるにも一苦労であることがよくわかりました。
そして、持参したショール案をひとつひとつ丁寧にみて、色見本を見て、色の決定を行いました。議論を交わすこと3時間近く。熱い意見の交換にとても根気のいることなのだとつくづく感じました。そして、今回でも長い打合せであったと思っていたのに、前回は亜弥迦さんお一人で、まったく新しい提案をする機会でもあったため、2日間かけて打合せをされたそうです。
はぁー
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| 自分達の案を伝える |
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| どうしたらこの色がでるのか |
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| ひとつひとつ探っていきます |
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| サンプルシルクと色見本とを合わせていきます |
例えば、パターンを渡す。規定の長さのひもを渡して長さを確認できるようにする。たとえば70枚仕上がるとして、5色では14枚ずつの仕上がり。それを7色作成すれば、各10枚ずつ仕上がり、後で確認もしやすい。など少し心を配ればできること。
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| パターンとサイズを測るためのひも |
何事も同じですね。
打合せ後、改善点を修正し、カンタレス氏と織手の皆さんに新作案をお渡ししました。
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| 打合せ終了後、生糸を購入しに行きました |
第3日目は織手の皆さんに同行して、染色粉を購入しに行きました。前日に決定した番号を伝えます。店の姉さんがそろえるまでしばらく待ちました。そして、検品すると希望の色番がなく、他の番号が入っています。
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| 指定の染色粉を購入 |
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| 検品中 |
車酔いしてしまいます。それでも、私達に笑って、「ありがとうございます!」と言って・・・
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| 最終案を村の人達に理解してもえるように、何度も確認 |
ひとつひとつ心を込めて丁寧に織り上げられる手織りのシルクショール。
これまでご協力してくださりお持ちの方にも喜んでいただけるような新しいデザインになっています。
機会がありましたら、どうぞ手にとって、アジアでがんばっている女性たちの手仕事を心で感じていただけたら嬉しいです。
<Reported by TOMIKO>














































