朝、A館に行くと誰かが水やりをしてくださっていて、光る緑が目に映るのが好きで、
この10日間はミンウさんが家主のように毎日A館の水やりや戸締りを担ってくださっていました。
ミンウさんは、とても用心深く、責任感が強いので、何かあってはいけないと、A館の玄関で仕事をするときも鍵を閉められていて、何度も中に入れてもらえませんでした。(苦笑)
ダイレクトアクションセンターに来られてからは、何をしてもらったらいいかな?とミャンマーの人達に尋ねると、「A館のそうじ!」というぐらい掃除を上手になさいます。
特に、クーラーの清掃は部品を外して綺麗にされていました。


今回のマイエンザWINはミンウさんが作られたマイエンザのようなもので、
一晩中、温度管理をしてくださっていました。
気になられるのか、1日のうちに何度もPHを測定されるので断りをいれ(朝晩でOK),
そして
「とみこさん できました!」とすぐにおっしゃるので、
「いやいやまだでしょう」という会話を何度も繰り返しました。
培養中は、レモングラスの剪定の仕事をお願いしました。
丁寧に洗ってくださったレモングラスを乾かし、先端や枯れた葉を取り除く仕事です。「日本人はお茶として飲み、好きなのだ」と話すと、
ミンウさんは、「ミャンマー人は好きではないけれど、これはミャンマーでもやったらいいですね。今度日本人が来た時にわたしがします。」と言って笑っておられました。
そんなミンウさん。
昨日、ミャンマーに帰国されました。
すでにAir Asiaのタイ・ドンムアン-ヤンゴン間のチケットがあり、カンボジアからドンムアンに直接行くには
プノンペンしかなかったので、前日よりプノンペン入りして出発を待っていました。
ところが、
9:10発のドンムアン行きに間に合うために、早朝にホテルを出発し、チェックインだけ先にしようとしたら、いつも空港でサポートしてくださるカンボジアの職員の方が途方に暮れて引き返してこられす。なんとチェックインができないというのです。
その理由は、ドンムアン空港での乗り継ぎに、タイのビザが必要とのこと。
思わず、どうして?!とストップがかかっている領域を越えて話しに行くと、空港マネージャーが出て来て、「Air Asiaはひとつひとつの便が完結しているので、だめなんだ」と私に言いました。「他の空港会社では聞いたことがない」と話すと「他の会社は大丈夫」と言います。
「そんな話し聞いたことがないよなー」と思ったので、ごねると、マネージャーもいなくなってしまいました。だけど、それでは済まされません。他の職員を捕まえて本日帰ることのできる便を聞き出しました。
すると、他の会社であれば、なんとか本日中にヤンゴンまで帰れそう。ビザも不要と確認ができたところで、マネージャーが戻ってきました。そして、相談するとなにやらトランシーバーで尋ねてくださり、通常価格より低い値段で交渉してくれました。そうして、
10分以内に決断を迫られ、KABA子さんに連絡し、チケットをすべて買いなおしをすることを選択しました。
また、この空港マネージャーの部下が悪くて?!お金を受取り、そのまま立ち去ろうとしたので、私が「領収書をください」と話すと、おつりを財布から2ドル返してきました。本当にどさくさに紛れて!!
と思っていると、「君はいい消費者だね」と隣のカンボジア人に褒められ、「こんなことで褒められるの?」と思い、ここで逆にチップをスマートに渡せない私としては、チップとしてお渡しした方がよかったのかな?とも思いました。(悩める人はどこでも悩んでしまいます。。。)
さて、話しは戻り。
ミンウさんに事情をお話しすると、初めは怒りをあらわにされていらしゃいましたが、興奮は冷められたようで、
新しいチケットが入手できたとお伝えしたら、
「それでは、とみこさん さようなら」とさらっと手を振って歩いていかれ、
「あっはい!」と思わず、「そんなあっさりとあっけなくさよなら?!」という感じで別れました。
最後までカンボジアのサポーターが付き添ってくださり、無事にチェックインできたことを確認すると、どっと、安堵しました。
ミャンマー人がパスポートやビザを取得するのに、大変であることのお話は聞いていましたが、
「この度はありがとうございました。またDACCに来てくださいね。行ってらっしゃーい」と言うがためのお見送りのつもりが、まさか「チェックインできない」という事態に遭遇しておののきました。
日本人はビザにしろ優遇されていることが多く、知らないところで、犠牲を払っている人たちもいるということ。カンボジアで知る現実です。日本人であることのありがたさ。
夕刻17時半。ヤンゴンに到着しているであろう時間。ドンムアン空港では何もありませんように。
私達もプノンペンからDACCに戻ったがの19時半。ミンウさんの帰国の話しを聞いて胸をなでおろしました。(私の携帯はもはやバッテリーはとうになく、連絡ができませんでした)
そして、夜に私たちにもミンウさんから「いろいろとありがとうございました」とチャットが入ってきました。ドンムアン空港では無事であったか尋ねましたが、返答はなく、「またね」とだけ入ってきたので、「はい。またね」と返事しました。
そうです。着いたのならよかった。
それにしもAir Asia やってくれるじゃないの。
すぐさま、会社に問合せました。返答に5日間待ってくださいと自動返信が来ました。が!
なんとお返事があるのでしょうか。。。
<Reported by TOMIKO>