2012年9月17日月曜日

9月17日(月)カンボジア国王訪問参列<大久保>

NGO Hope of Cambodiaからカンボジア国王へお米(3トン)を寄贈される機会に、ミャンマー縫製プロジェクトの皆さんだけでなく、DACCで駐在している日本人として、ありがたく参列させていただく機会に恵まれました。国王ご自身も即位後、地道に農村部や貧困層、お年寄りを訪問して
米などの配布をされているそうです。

いざ、まずはシェムリアップからプノンペンに移動です。
当日は、朝から縫製プロジェクトの皆さんはプリンセスご用達の美容院へと向かわれ、メイクはもちろん、足の爪から頭の先まで、全身美しく磨かれ、華やいだ装いに大変身!ちょっと恥ずかしがりながらも嬉しそうなのが伝わってきました。昨日は眠れなかったそうです。

さて、一同揃って、王宮へ。
宮殿内はセキュリティチェックが厳しく、カメラ持参も不可。何人物のガードマンがついており、飛行機に乗る時と同ようなチェックも受けました。宮殿内は美しく庭園も整えられていましたが、どこに行ってもガードマンのチェックが必要で、自由のなさが想像がつき、こんなところに毎日暮らすのは本当に大変だろうなぁと思いました。

チェック後しばらくの時間、門前で待つことになり、ようやく、白バイ先導で動き出したかと思うとその後はあっけなく、宮殿の建物の階段を上った先に、国王が立ってお待ちになられていました。

国王は一人ずつ時間をとって丁重に恭しく挨拶をしてくださり、ドネーションの品々を目の前に
感謝の気持ちを表してか、ずっと、手を合掌されていたのが、印象的でした。

その後、HOCの代表者でもある、プリンセスや亜弥迦さんと会談され、再び一人ずつご挨拶をして宮殿を後にしました。

プリンセスが長く、国王にお話をされていました。(クメール語だったので、内容はわかりませんでした。)そのときも国王はずっと合掌をくずさず、真摯な態度でお話を聞かれていました。
そして、最後に「カンボジアの人達のためにご尽力をどうもありがとうございます」と何度も何度も述べられていました。

私はカンボジアの悲しい出来事は話し伝えでしか知りません。、わが身を振り返ると、
「あれを忘れた。これを気づかずにいた。」などと自分のことばかり。活動の中身は小さい自分のことばっかり。。。
きっと、プリンセスは「カンボジアの人々のために」という内容のことをお話され、ご自身の体験や活動についてお話されていたのだと思うと、複雑な思いにかられていました。

私には高尚なこと、何一つない。。。

けれど、歯ブラシ1本から集めることと、今ここで王室に向かわせていただくことも、なんら変わりないように思いました。

自分がやっていることが、わからなくて、(自分のためにと思いつつも)「人々のために 平和のために」なんて大きなことは到底思っていないけれど、それでも、目の前のことを一所懸命している私達はとても尊いことをしていると思いました。

そして、結局は逆説的ですが、「人々のために 平和のために」というところに辿りつくにはこの目の前の小さなことに必死。自分に必死で今はいいのかなとも思いました。

帰宅後、私達の訪問は国内放送に流れていると知りました。
その映像を見ながら、亜弥迦さんから、このめったにない機会だったことについてのお話をいただきました。人への思いやりのなさ、考えの浅さ、余裕のなさを知るばかりです。

貴重な機会をありがとうございました。
この経験をどこかで活かせたらと思います。

<Reported by TOMIKO>