2013年5月22日水曜日

5月21日(火)「なんどでもやりますよ!」<大久保>


グローバルハートスペースと協働活動をしているミャンマー縫製プロジェクトチーム。
技術力も向上し、さらなる自立を目指し企業さまとの契約もスムーズに遂行できるように管理・運営の勉強をされています。

そして、現在、日本の企業さまより、ショートパンツのご依頼を受けて試作品作りに励まれています。

ご依頼を受けてから、ミャンマーで生地を選び、製品となり、納品できるまで、企業様と一緒にひとつひとつ確認しながら進めています。

今回支援協力をしてくださっている企業様も初めての経験とあって、戸惑うことも多いのではないかと察します。こちらも経験がないので、おそらくこれまでの購入(仕入)と考えれば、何も問題でなかったであろう事柄について、お尋ねしてしまうことが多いからです。それでも、丁寧におつきあいくださり誠に感謝しております。

例えばタグ。
製品とならば、日本では洗濯タグをつける必要があります。

「ミャンマー縫製プロジェクトの応援!ミャンマーでタグも作るとさらによいですね!ミャンマーのタグ屋さんの応援にもなりますね!」
と企画が持ち上がれば、ミャンマーでタグ屋さんを探すところから始まります。

これまでの作品には特に必要ではなかったため、縫製プロジェクトの皆さんも初めての経験。
ミャンマー版のタウンページで検索開始です。

ところが、日本とは交通事情も違うミャンマーでは、都会であっても移動も不便。お店にたどりつくことも一苦労です。

それでも、プロジェクトマネージャーは「がんばってさがします」とおっしゃいます。

私達もカンボジアNGO団体Hope of Cambodiaの運営の下、企業様との橋渡しを携わらせていただくのは初めて。
タグに関わる費用は請求してもよいの?
それとも、原価に載せるの?
そんなことからわかりません。

実際、ミャンマーで、タグ屋さんとの取引も初めてです。
拙い英語での連絡は緊張がはしります。
「本当に大丈夫なんだろうか。。。」

サイズについても、日本ではサイズ展開は当たり前のようにありますね。
「S」「M」「L」などと。
しかし、彼女達はひとつひとつ手作りです。


たとえサイズ展開をしたとしても、裁断から縫製まで手作業のため、5mmぐらいの誤差はどうしても出てしまいます。
それは、取り扱う生地自体が半手織りであるため、同じ反物であっても、織目や色目も変わりますし、アイロンの温度、またアイロンをかけるかかけないかでも変わってきてしまいます。
それができたら職人技。
そんな職人技を持っていたら、自立支援の意味がなくなってしまう。。。

「この度は、サイズ展開は一つでよろしいでしょうか?」などと相談しました。

こういったやりとりを繰り返し、サンプル品をお送りしてはサイズを確認していただいて、最終パターンを作成していきます。
そのパターンも引くことができる協力者も限られており、この度は日本で作成です。
カンボジアへは国際便を使って受取ります。


そうしたいくつものやりとりがあっても、ミャンマー縫製プロジェクトの皆さんは
「なんどでもやりますよ!」と言って、縫製することを喜ばれています。

企業様も今後の活動を見据えて、一般企業の仕事の流れについて教えてくださいます。

心と心の橋渡し。喜びがひとつでも増えますように。
私達もしっかりと勉強をして、納品完了に向けて進めていきたいと思います。
とっても肌触りが良く、柔らかい風合いのショートパンツが作られているのですから^^



<Reported by TOMIKO>