カンボジアダイレクトアクションセンターができてから、縫製プロジェクトの方々との連絡がとても身近にできるようになりました。
これまでは、年に数回しか会うことができなかったので、伝えることにも限りがあったり、互いに様子がつかめず・・・ということが多かったのではと思います。
しかし、今はわからないことがあればすぐに尋ねることができ、連絡調整がつきやすい!疑問点がすぐに解消されます。
そして、どういう思いで、気持ちで作られているのかが、一緒に生活しているとよくわかります。
今、彼女たちは計画通りに縫製することを学ばれています。完成した作品にはひとつひとつ、規格表をつけることを学習中です。規格表にはアイテム名、生地番号、担当者、色/柄をはじめ、使用した生地の原価、工賃、主な仕上がり寸法チェックなど細かな項目があります。
こういった内容のことはこれまでも、マネージャー管理をしてきたミャンマーの女性がされてきたのですが、事細かに、生地金額・生地幅から、使用生地を割り出して、原価を考えていくことや、みんながわかる形式で紙に書いて管理することは初めて。ましてや日本語で記載することはとても彼女にとってチャレンジ度が高いようでです。
責任感のある彼女は少し間違いが続くと、「私はだめです」と言って、とても落ち込まれます。
一方で、日本側のサポートとしても、彼女たちがパソコンを使っての連絡ができるように補助したり、要尺から割り出される生地代金などを別途で確認して、彼女たちに伝えたり、検品を行うようにしています。また出来上がった作品をパソコンの在庫管理ソフトを利用して在庫管理をしようとしています。
今日もそのデーター入力の中で必要項目がわからないものがでてきました。早速、縫製している彼女たちに尋ねたところ、すぐにパターンを取り出して、計ってくださいました。ありがたい!
しかし、なんだかとても憂鬱そうな顔をしています。
どうされたのかなと様子を尋ねると、「サイズを書くのはよいけれど、この通りにできない(作れない。)今一緒にいる彼女はできても、ミャンマーに帰ったら、作っている人はバラバラ。たぶん全然できていないと思う・・・」
とのこと。
なるほど。
ミャンマーで縫製されている方々の技量を考えられていたのですね。
そして、それを母国に戻って、伝える自信もないし、出来上がったものに関して「できていない。できていない。」と言われることも心苦しかったようです。
まだまだ、私たちは発展途上。仕様書どおりに作ることができるようになることが目標だけど、まずは、今はこれまでしてこなかった規格表をつくって、ひとつひとつつけるということを学んでいるはず。
日本側も大きくサイズが違っていたら、やり直しをお願いするかもしれないが、今学びの途中であり、サイズ表記も工夫できるし、間違いの指摘や尋ねることは責めていることではないとお話しました。
そして、目指すは今それぞれがやっていることが全部つながって、協力者に喜んで受け取ってもらえるように互いにがんばろうねと話ました。
その後、これから始まる日本各地での展示会の発表アイテムについて、意見交換。
これからも互いに尊重しあって、協働できたらと思います。
そうして、インターネット通信を駆使してのオーダーメード構想。
そろそろ始動か?!
日本とダイレクトアクションセンターをつなぎ、最新の生地見本を見てもらいながらダイレクトに注文を受け、希望どおりお渡しすることができる~
そんな構想が着々と進められています。
「わ~ この生地綺麗ですね~。
これで、ロンジーを作ってもらえませんか。」など
考えただけで、わくわくしますね。
これからもっと、縫製プロジェクトの内容が充実して、喜びが増えそうです。
<Reported by TOMIKO>